2009年10月22日木曜日

OST 「SOUL RED 松田優作」


この映画のサウンド・トラックに集められた楽曲は、
互いに心を許し合うことなく個別に存在しながら、
同じような静かで烈しい日常を生きている。
暗闇のどこかに、たったひとつの出口を見つけようと、
静かに炎を照らし合っている。

優作さんがアクションスターの地歩を築いた
映画「最も危険な遊戯」が公開された1978年に、
日本のパンクロック黎明期を切り拓いたフリクションからはじまり、
ジョン・コンヴァーティノがアリゾナで響かせた波紋で
エンディングを彩る楽曲構成は、
映画音楽のあり方にも先鋭的な意識を持たれていた
優作さんなら、きっと唇のはしをゆがめてニヤリとしてくれるはずだ。

御法川修(映画「SOUL RED 松田優作」監督)

この映画を彩る、新旧/カテゴリーを問わない楽曲の数々
古くは1930年代から今年2009年に
リリースされたものまでを集めたサウンドトラック
松田優作さんのぶれない姿勢、心意気、スピリットに
呼応する「本物」だけを収録
Original Motion Picture Sountrack

「SOUL RED 松田優作」
収録アーティスト(アルファベット順)
BILLIE AND DEDE PIERCE
(ビリー・アンド・デデ・ピアース)
CALEXICO IRON AND WINE
(キャレキシコ|アイアン・アンド・ワイン)
CHARLES 'BARON' MINGUS PRESENTS HIS SYMPHONIC AIRS
(チャールズ・’バロン’・ミンガス・プレゼンツ・ヒズ・シンフォニック・エアーズ)
COLLEEN
(コリーン)
EDGAR 'JONES' JONES
(エドガー・’ジョーンズ’・ジョーンズ)
FRICTION
(フリクション)
HAUSCHKA
(ハウシュカ)
JASON AJEMIAN
(ジェイソン・アジェミアン)
JOHN CONVERTINO
(ジョン・コンヴァーティノ)
JOSE ITURBI
(ホセ・イタービ)
MARY LOU WILLIAMS
(メアリー・ルー・ウィリアムス)
MOONDOG
(ムーンドッグ)
RALPH CARNEY
(ラルフ・カーニー)
RICHARD JAVERLING
(リチャード・ジャヴァリング)
THOMAS BELHOM
(トマ・ベローム)
TWENTY MILES
(トゥエンティ・マイルズ)

全17曲収録

発売日:2009年11月7日(土)
ライナーノーツ
「松田優作、語る」
「静かで烈しい日常への帰還」 御法川 修
定価:¥2,520(税込)¥2,400(税抜)
カタログ番号:windbell wb27
パッケージフォーマット:紙ジャケット(A式シングル 帯/8p ブックレット付)

生誕60年、没20年を迎える2009年を機に、
松田優作の最初で最後の公式ドキュメンタリーが誕生した

ぶれない姿勢。ゆるぎない思い。
今もなお輝きを失わない男は
一体我々に何を遺していったのか。

映画「SOUL RED 松田優作」

松田優作
生涯を通じ表現者であり続け40歳という若さでこの世を去った男。
公私共に男気に溢れ情に厚く、その勇猛な人間性と卓越した演技力から、
最も重要な映画俳優の一人として評価されている。
本ドキュメンタリーでは、「ホンモノとはなにか」を自問し
「まじめに取り組むことの尊さ」を体現し続けた
松田優作を突き動かしていたエネルギー、
信念がいまもなお生きていることを知ることになる。
幾度もあらゆるジャンルで取り上げられてきたが、
本作では生き様や軌跡が綴られるだけでなく、
今まで公にされなかった肉声インタヴューや
秘蔵映像などをはじめ、
直筆でメモが記された台本や、
松田優作の魂に触れられる
貴重な資料が収録されることになった。

そして、同じ時代を生きた著名人や、
当時現場を共にしたスタッフのエピソードなどから
映画作りの変遷、
優作の物作り対するゆるぎない思いと情熱を体感することになる。

さらに優作から多大な影響を受けた
国内外の映画人によるインタヴューなどを通じ、
時代の寵児であり、唯一無二の存在である
人間・松田優作像、彼の魂「SOUL RED」が浮き彫りにされてゆく。

監督
御法川修
 
Special guest interview

浅野忠信 香川照之 宮藤官九郎 仲村トオル 松田龍平 松田翔太 
アンディ・ガルシア
黒澤満 丸山昇一 筒井ともみ 仙元誠三 今村力 関根忠郎 森田芳光

企画
オフィス作 松田優作事務所

製作
SOUL RED Film Partners
(アスミックエース・エンタテイメント/ファントム・フィルム/フジテレビ/オフィス作)

配給
ファントム・フィルム

2009/日本/カラー・モノクロ/DTSステレオ/アメリカン・ヴィスタ

劇場公開
10/23(金)東京国際映画祭
11/6(金)新宿ピカデリー
11/7(土)丸の内ピカデリー他
横浜、川崎、さいたま、名古屋、大阪、神戸、京都、札幌、仙台、福岡ほか
全国11都市一斉公開


この映画を軸にした「SOUL RED PROJECT」が様々な場で展開中

2009年10月6日火曜日

approximation


2009/9/27
金沢・広誓寺にて

昼食後、ピアノを弾き始めるフォルカー

スクリーンに映っているのは
ヴィットリオ・デ・シーカの1960年の作品「ふたりの女 La Ciociara」

「若い頃のソフィア・ローレンはいいねぇ、お!ベルモンドも出てる」
なんて話しながら弾くピアノは
この陰翳礼賛な空気の大きな作用を受けています

「今の曲いいねぇ。聴いたことないけど....」
「これはエリック・サティのトリビュート・アルバムのために書いた曲なんだ」
というわけで、無事、「Ferndorf Tour」は終了しました
各地想像以上にたくさんのお客様にご来場いただきました
ありがとうございました

今回のツアーの計画はいつから話し始めたのか
今となってはよく思い出せませんが
無意味に引っぱっていたわけではないのです
ここでは誰とは書きませんが、
何人かのミュージシャンとのダブルビル・ツアーの可能性も
探ってましたが、何通りかのストーリーを経て、
結局、このかたちをとれてよかったと思っています

東京での三公演のみでしたが
波多野敦子さん、徳澤青弦さん、斉藤裕子さん、手島絵里子さんからなる
ストリングス・カルテットを迎えた公演をできたことは
ぼくらにとっては大きな進歩です
実現できたのは松浦さん、伊藤さんをはじめとする、
原美術館のスタッフの皆さんの全面的な協力があってのものです

岡山、福岡公演に合流してくれた、阿部海太郎さん
姫路、大阪公演に合流してくれた、トウヤマタケオさん
大阪公演の夜が思い出される、リュクサンブール公園のみなさん
金沢、京都公演で披露された三つのショートフィルムを作った、
Hayata Tatsumiさん(ハウシュカとのコラボレーションは
近い将来なんらかのかたちで発表されるでしょう)
そして、最終日・京都公演ですばらしい演奏を聴かせてくれた
mama! milk

ハウシュカってそんなに人気あるの?って
思われた方もきっと多いのでしょうが
岡山~福岡~姫路~大阪~名古屋~金沢~京都と
巡ることができたのは
岡山・サウダーヂエンターテイメントの森山さん、
福岡・HANABIの谷川さん
姫路・MAJAの川村さん
大阪・RAFT MUSICの笹岡さん、graf の川西さん
名古屋・K D Japon の森田さん
金沢・puddle/social の佐伯さん、
巽くんの映像・写真展に多大な協力をしてくれた南さん
(生駒さんの「esquisse」のアートワークを手掛けてくれた方です)
京都・Urbanguildの次郎さん、茂一さん
と彼らを取り巻く各地の皆さんがいたからなんです

大好評だったツアーフライヤーの画を描き、デザインしてくれた
山口洋佑さん

そして何よりライヴを見に来てくれた日本各地の方々
皆さん、ありがとうございました!
ツアーの余韻にひたる間もなく
帰国日の翌日にはベルギーですでに公演していた!
ハウシュカは今週、地元・デュッセルドルフで
こんなフェスティヴァルをオーガナイズしています
「毎年7月22日に、アメリカの数学者団体が
「Pi-Approximation-Day」を祝う。
アルキメデスの円周率の近似値に因んだ祝いだ。
それじゃ、Approximation(近似値)という名前のついた
このミュージックフェスティバルでは、いったい何を祝うかというと、
あらゆる音を表現する理想的な楽器「ピアノ」を祝うのだ。
実際には、世界中で日夜、無限の「ピアノ」の音の限界に
挑戦するピアニストたちを祝う。
10月7日〜10月11日開催」
続きはこちらを
ラインナップを見ると判るのですが
(日本からは坂本龍一さんが出演されます)、
大半の出演者はツアーで訪れた
世界各地で出会ったアーティストたちなんですねぇ
隠れたオーガナイザーとして自分が住む街に彼らを招いているのです
来年は日本から誰か行くことになると思います
ツアー中に聞いた来年のハウシュカのプランはすごいですよ
お楽しみに

2009年9月18日金曜日

はじまり、はじまり


ハウシュカ、二度目の来日公演いよいよ始まります
無事、到着してます
日本へのフライトはmumご一行と一緒でした
まったくの偶然
実は前回の来日時もお互いまったく知らないまま旅館で遭遇したのでした
9/21「ALEVARE」にはmumのメンバー全員で来てくれるようですよ



HAUSCHKA
with
Strings
(波多野敦子・徳澤青弦・斉藤裕子・手島絵里子)

9/19(土)原美術館公演・夜の部

明日の夜、晴天の場合のみ、当日券を発売いたします

室内の客席はすでに満席ですので、庭先から見ていただくかたちになります
本公演はPAなどを入れない生音のライヴになりますので
室内に比べると若干聴こえづらい楽曲もあるかもしれないことを
ご了承ください



9/21(月/祝)ALEVARE

*windbell直、イープラスでの前売券の受付はすべて終了しました
前売券取扱店のみ前日まで購入可能です

当日券は12:45~発売します

12:00 開場

13:00 Mita kuuluu(Gutevolk+aus+itoken)

14:05 Sunshine Love Steel Orchestra
(土生"TICO"剛・田村玄一・大野由美子)

15:10 mama! milk
(生駒祐子・清水恒輔・ゲスト:栗原務)

16:15 田中徳崇/山本達久/ジム・オルーク

17:20 HAUSCHKA with Strings

18:30 ヤン富田



19:30~20:00頃終演予定

*上記時間枠はセットチェンジの時間が含まれたものになります
スタート時間はあくまで目安(前後20~30分の誤差はある)と
お考えください
セットチェンジなどで遅れが生じた場合など
後半に行くほど誤差が生じる可能性があります



お願い

ご来場いただくすべてのお客様にお願いします
終演後撤収までの時間が限られており、
ごみ処理/掃除に充分な時間がありません
お持込みされた飲み物の空き缶空き瓶お弁当などのゴミは
各自お持ち帰りくださいますようお願いいたします!

2009年9月2日水曜日

While We Are Here


4月にパリで再会したコリーンとの会話で
何度も話題になった映像作家・牧野貴
彼の新作が遂に上映されます!

world premiere

WHILE WE ARE HERE

film by Takashi Makino
music by Colleen

9/11(金)~9/13(日)の三日間
午後7時~、8時~(一日二回上映)
神楽坂・AYUMI GALLERYで上映会があります
入場料:¥700


日本初上映作品4作品を含む7作品が上映されます
プログラム全体で1時間前後の上映
上映作品のキュレーションは映像作家・牧野貴によるものです


2007年に映像作家の牧野貴、美術家の青柳龍太が行った、
「ここにいる間」というインスタレーション展示の映画版
"ここにいる間"という言葉を耳にした時に浮かび上がる感覚、感情を映像化
そこには刹那的で、永続的な、無数の生と死の物語が浮かび上がった



映画"while we are here"に捧げられたコリーンの音楽は、
彼女にとって初めての映画音楽となります
2年前、シンプルでノスタルジックな、非常に感傷的なこの映画に
音楽を付けられる作家を、ようやく見つけました
約1年にわたるディスカッション、作品の交換によって
コリーンは作品の意図を明確に理解し、
オリジナルサウンドトラックを制作しました
まるで彼女のニューアルバムを聴くような、
多彩な音色、音世界のひろがり、豊かさ、強さに、新鮮な驚きを得ました
彼女は僕の映画に、一筋の陽光を、希望を与えてくれたのです


2009/9/1 映像作家 牧野貴



展覧会詳細 http://www.ayumi-g.com/ex09/0934.html
会場 http://www.ayumi-g.com/index.shtml


COLLEEN(Cecile Schott) (1976~ フランス出身) 

牧野貴の作品[While we are here]の音楽を担当
フランスを代表する現代音楽家。
古楽器ヴィオラ・ダ・ガンバと電子楽器を駆使する、
その瞑想的、映像的な音楽は、世界中に高く評価される


牧野貴 (1978~  )

(今回の上映作品のキュレーション担当)日本が世界に誇る映画作家
映像と音楽、フィルムとビデオ、あらゆる技術の融合により、
その表現域を拡張し続けている
http://www13.ocn.ne.jp/~makinokn

2009年8月26日水曜日

映画「SOUL RED 松田優作」


映画監督・御法川修さんにご指名いただき、
この秋公開になる映画「SOUL RED 松田優作」の制作に携わっています。

windbell はMusic Supervisorとして、
この映画に関わらせていただいてます。

この映画は10月半ばにある東京国際映画祭でまずプレミア上映され、
11/7日本各地の劇場で一斉に公開になります。
この映画のサウンドトラックも同日「windbell」からリリースします。

映画「SOUL RED 松田優作」

松田美由紀さんの文章を読んでください
優作さんのスピリットに応え、最高のトリビュートアルバムにもなるよう
現在、世界各地の音楽家たちとやりとりを重ねています。
サウンドトラックを構成する楽曲の数々にどうぞご期待ください。


patti smith dream of life
a film by steven sebring

いよいよ今週末8/29~公開です


9/21「ALEVARE」
HAUSCHKAの再来日公演
まで1ヶ月を切りました
ハウシュカのツアー初日
9/19の原美術館公演はたくさんのご希望をいただき
現在、キャンセル待ちのみの受付となっています
*ハウシュカは9/21「ALEVARE」にも出演します
ALEVAREの前売券は
その後下記リンクに記されている前売券取扱店舗以外に
あらたに
FALL(西荻窪)http://fall-gallery.com/
タワーレコード渋谷店5F http://www.towerrecords.jp/store/Shibuya/
タワーレコード新宿店9F http://www.towerrecords.jp/store/Shinjuku/
でも前売券を扱っていただけることになりました
すでに取扱が始まってますので
最寄のお店またはお出かけの際にご利用ください

レーベル直の前売券販売も引き続き受付中です
別途手数料などかかりませんので、ご利用ください

公演詳細などは下記リンクをご確認ください
よろしくお願いします!

2009年7月17日金曜日

合図を送ります

約1年更新していなかった http://www.windbell.info/ を今晩更新します
詳しくはそちらで
ここに来てくださる方々皆さんに見ていただきたい公演です

2009年6月25日木曜日

Ferndorf Tour September 2009


お待たせしました
ハウシュカの再来日公演!
ようやく詳細決定しました。
2008年1月のコリーンとの初来日ツアー以来
二回目となる今回のツアーでは
ストリングスを迎えた編成での公演も予定しています。

各地公演に集ってくれる日本人アーティストたちは
ハウシュカを迎えるにふさわしい豪華ラインナップです。
出演者の音楽をじっくり、ゆったり満喫していただけるよう、
全公演入場者数の上限を設定しています。
お早めのご予約をお薦めします。
詳細は下記リンクをご確認ください。
ご来場お待ちしてます。

日程
出演ラインナップ/プロフィール